DOGEZAブログ~一日一土下座~

30代男性の日々の反省を記録していくブログです。

祖母との1年間

昨晩、佐賀県に住む祖母が亡くなった。94歳の大往生だった。

今日はブログを書くかどうか悩んだ。悩んだ末に、書く事に決めた。

 

祖母と最後に会ったのは昨年の11月8日だった。昨年は3回ほど九州に訪れ祖母と会った。

千葉から年に3度九州を訪れたというと聞こえは良いが、その前に遡ってみると最後に会ったのは14歳の夏、かれこれ18年も前の事だった。とんだ祖母不幸な孫だ。

 

2012年7年間務めた仕事を辞め、人生の夏休みを1年ほど経験した。その時にこのブログでも度々登場するお世話になった先輩から叱咤激励を受け、時にはブッ飛ばされ(精神的に)転機となる期間を過ごさせてもらった。

その時に人生でほぼ初めて自分と向き合った。と同時に自分の家族と向き合う必要がある事に気付いた。いや、直接言われてやっと気づいた。

その後転職をするのだが、人生の巡りあわせは面白いもので、転職した先は出張が多く尚且つ九州に行く機会にも恵まれた。そんな縁もあり、1年間に3度祖母に会う事が出来たのだ。

 

久しぶりに会った時の祖母は、誰が来たのか分かっていなかった。18年ぶりに会えば当然、中二真っ盛りからアラサ―に変われば、誰だって分からない。孫も多いから余計に分からないはずだ。どこに住んでる誰の子かを一から説明した。そうすると、少しずつ思い出してくれた。次に会った時には忘れてしまうが、それでも祖母との話はとても楽しかった。

 

この1年間に祖母が自分に言った言葉で強く印象に残っている言葉が2つある。

・DOGEZAは大丈夫!ちゃ~んと良い人ば見つけて、結婚しよらすばい!

・仕事ば一生懸命頑張りんしゃい

大好きな佐賀の方言で話すあったかい言葉。

祖母の言った通り、良い人とお付き合いする事が出来た。

後は仕事を一生懸命頑張るのみだ!

 

先輩の叱咤激励が無ければ、祖母とは亡くなるまで会っていなかったかもしれない。今の会社に拾ってもらわなければ、祖母とは亡くなるまで会っていなかったかもしれない。たらればを言ってもキリは無いが、もし亡くなるまで一度も会わなければ、一生後悔する事になっていたと思う。でも結果的にはちゃんと間に合った。そして祖母と会って話をする中で、自分にも自身が持てた。

不謹慎かもしれないが、亡くなって初めて、ちゃんと祖母と会った事の重要性が分かった。色んな方達のおかげで今日の文章を書く事が出来ている。

その感謝の思いと祖母の冥福を祈り、本日の1土下座!