出張論

 

島根県は松江にて執筆中。今日は久々の遠方出張で島根に来ている。会社のお金で行った事や見た事が無い場所へ行けるのは、サラリーマンの醍醐味だと思う。

転職をして、前よりも出張する機会が多くなった。

最近自分の中で意識的にやっている事は、初めて訪れる地に行く時は、その土地の歴史を少しずつでも調べるようにしている。調べて興味を持った場所やお勧めされた場所などを可能な限り訪れるようにしている。

ピケティ論じゃないが、莫大な資産と膨大な時間が無ければ、一度きりの人生で行ける場所は限られている。何かの縁でその土地に訪れる機会を得たのであれば、最大限に活かせるような努力をしたいと思うようになった。

色んな方と会う中で、日本の事を何も知らないと同時に、もっと知りたいと感じる思いが強くなった。歴史を学ぶと謙虚になれる。それは「坂の上の雲」を読んだ時に一番自分が感じた事。同年代だった先人が、どんな思いで人生を歩んでいたのかを知ると、謙虚な思いが芽生える。

「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」

お世話になった先輩の座右の銘だ。自分の経験値ばかりに捉われると、泥沼から抜け出せない。

幸いな事に今日は無事に帰れない時間に仕事が終わった。泥沼から抜け出すためにも、明日は神話の世界と島根の歴史を満喫したいと思う。

前職でもちょこちょこ出張はあったが、夜飲むくらいでほとんどどこにも出掛けていなかった。今考えればもったいないことをしたなと思う。

旅行も結構行ってたけど、サーフィン旅行しか行った事がなくて、海とホテルの往復しかしていない。

30代は文・武・教養を幅広く身につけていきたい！

遊・楽・快ばかりの20代を思いだし、本日の1土下座！