DOGEZAブログ~一日一土下座~

30代男性の日々の反省を記録していくブログです。

反面教師リターンズ

今日はお仕事で築地へ!仕事終わりに初めての組み合わせでお魚の美味しいお店で飲みに行く事に。僕はグルメではないので詳しい事は分かりませんが、「時知らず」というレアな鮭を食べさせてもらった。通常の鮭の旬は秋である事は周知の事実、産卵のために川を上ってくる鮭が旬である。旬ではない春から秋にかけて獲れる酒を「時知らず」というそうです。そもそも数が少ないのと、産卵期でないため筋子や白子がなく、そのぶん脂ののりに優れているらしい。確かにとっても美味しかった。

けど何食べたとか、美味いかどうかはどうでも良い。今日一緒に飲んだのは、昔ニコ生で一世を風靡した事がある方だった。僕は余り興味も無いので全く知らなかったけど、その界隈では「神」と呼ばれていたらしい知る人ぞ知るお方のようだ。確かに面白い方なのだが、何か違和感を感じる。その正体がなんであるか話している内に段々と感じるものがあった。

その人の中では「神」と呼ばれていた栄光の時代にずっとしがみついているのではないかと思うようになった。綺麗な女の子が向こうから寄ってきて、誰からもチヤホヤされた経験があり、今の自分とのギャップに苦しんでいるように見えた。本人は過去の栄光は吹っ切ったぜ!と口では言っているが、リトル「神」がそんな事ないよとずっと主張しているように感じられた。

ここからは自戒を込めたお話。営業にしろ、仕事にしろ、異性との付き合いにしろ、過去の成功体験に縛られているだけでは、新たなステージには辿り着けない。過去の自分も今の自分も別人でもなんでもなく、どちらも「自分」である事には変わりない。そこを無視して過去の成功体験に縛られることは不幸せでしかないのだと思う。

「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」ホリエモン近畿大学卒業式での祝辞その通りだと思う。僕が受けた感想は、「未来を悲観し、過去にこだわり、過去に生きている」そんな印象を受けた。過去の成功体験を捨てて、今という現実を見つめる事はとても辛い事だと思う。神には及ばないながら、僕自身にも同じような成功体験と天狗になった時期もあった。だけどそこを乗り越えると、少し気持ちが楽になった経験も、色んな方の助けがあって実感する事が出来た。10近く上の方なので生意気な事は言えないが、そんな出会いがあると良いなと思った飲み会でした。

僕自身、油断すると過去の栄光にすがりたくなる瞬間がある事も踏まえ、本日の1土下座!

反面教師とは、他者に対して見えた欠点が自分にもあるという事である!

時知らずの写真を撮り忘れたので、ネットからゲットした写真を添えて。水産関係者ではありませんので悪しからず。

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