DOGEZAブログ~一日一土下座~

30代男性の日々の反省を記録していくブログです。

僕が「河井継之助記念館」に来た理由

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雪の残る山々を前にした、長岡駅近くのホテルより更新。

本日、念願叶って「河井継之助記念館」を訪れる事が出来た。河井継之助の名前を初めて知ったのは2年前、お世話になっているO先輩が「常在戦場」という言葉が書かれた扇子を持っており、色々と教えていただいた事がきっかけだ。山本五十六の話は前職時代からちょこちょこ教えてもらっていた。勉強不足の自分は、恥ずかしながら河井継之助の名前をその時初めて知った。

扇子のインパクトなのか、「常在戦場」という言葉のインパクトか、自分が悩んでいた時の話だったからなのか、先輩と同じ視点で話をしたかったのか、明確な理由は分からない。色々と先輩に教わった事は数多くあれど、ずっと心に残っていた。

2年の時が過ぎ、出張という縁を得て、ようやっと訪れる事が出来た。

駅から歩く事5分、こじんまりとした質素な建物の前に、「河井継之助記念館」の看板が。河井継之助邸の跡地に建てられた記念館。

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展示は1階と2階に分かれ、残してきた言葉や遊学の旅の行程、小千谷会談、そして亡くなるまでが展示されている。

心に残った言葉をご紹介。

・「一忍をもって百勇を支え,一静を以て百動を制す。」

・「人間到る処青山有り」

・「不遇を憤るような、その程度の未熟さでは、とうてい人物とはいえぬ。」

明治維新のさなか、幕府側についていたにも関わらず、最先端の技術を取り入れた軍政改革を行った先見性など、型に捉われない合理主義・現実主義な所、質素倹約の姿勢、誠実さと義理堅さ、勝手ながら先輩ととても重なって見える。

自分なりに、「僕が河井継之助記念館に来た理由」をまとめてみる。

・志の重要性

知行合一

・質素倹約

河井継之助は17歳で、天下国家になくてはならない人物になる、という志を立てている。そして生涯その志と行動を一致させる事を自分の人生を掛けてやり切る。贅沢に時間を割く暇はない。

比べる事もおこがましいが、30を超えてさしたる志も持てず、100日間継続するという目標も途中で挫折し、20代をほぼ物欲の消化に捧げてきている自分としては、重すぎる本日の1土下座!

志という旗を立て、考えと行動を一致させ、黙々と取り組む事を再認識する為に、訪れたのだと理解した。

土下座の日々はまだまだ終わらない!!!

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