DOGEZAブログ~一日一土下座~

30代男性の日々の反省を記録していくブログです。

「想像を超える」・「良い物」だけでは成り立たない!?

昨日の続き!消費者にとって、「想像を超える」サービスや商品や提案を生み出し、「良い物」を形にする事が出来た。趣味やアートの世界ではそれで終わりでも良いかもしれない。生きている内に評価される可能性もあれば、死んでから評価される可能性もある。どんな結果になるかは誰にも分からない。

でも、ビジネスとして食べていくとなった途端に、「想像を超える」、「良い物」を形にするだけでは成り立たない。認知してもらう必要性がある。どれだけ良い商品やサービスであっても、それを知らなければ何の価値も生まれない。

例えば、自分には活字を読む事が大嫌いな友人がいる。読むのが嫌いすぎて、映画は必ず吹き替えで見る男だ。自分は吹き替えだと違和感を感じるので、字幕派である。一緒に映画を見に行った時は、字幕だと寝てしまうので必ず吹き替え版で見ていた。そんな友人に、自分の好きな村上春樹司馬遼太郎の小説を読んでもらうにはどうしたら良いかを考えてみた。

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全く浮かばない。。。(笑)営業マン失格だ。

ターゲットについて掘り下げてみよう!

彼はなぜ活字を読む事が嫌いなのか?何がきっかけで読まなくなったのか?幼児期の失敗体験?ただの食わず嫌い?興味が無い?では彼の興味がある事は?

サーフィン、ファッション、車

そういえば、ファッション雑誌の記事は読んでいる。興味がある事なら読めるのかもしれない。じゃあ、いきなり村上春樹司馬遼太郎に興味を持てないとしたら、ファッション系やサーフィン系の小説を勧めてみよう。

ただ渡してもつまらないから、「ファッション・サーフィン好きが読むべき小説10選」的なリストを作って、さりげなくこんなの知ってる?と渡してみたらどうだろうか?

食わず嫌いなのであれば、「小説を読んだ事が無い人が初めて読む小説10選」でも良い。だいぶ稚拙な案だけど。。。

それでも彼は読まないかもしれない。「コミュニケーションは受け手の問題である」という名言もある。しかし、アプローチを行っておけば、いつか興味を持つ日が来るかもしれないのだ。そのアプローチをどんなタイミングで、どんな手法で、誰を介して行うかを練る必要があるのだ。

そもそも論な話をすると、友人に小説を勧める必要があるのかという話も出てくる。むしろ、それを欲している人や潜在的に需要がある人を探し出して、勧めた方が正解かもしれない。

営業の世界で必ずといっていいほど出てくる例え話。

「アフリカのサンダルの話」

サンダルの販売をしている2人の営業マンが、市場を拡大する為アフリカへ来た。アフリカでは誰も履物をはいていなかった。

1人の営業マンは自社に電話し「アフリカではサンダルは売れません。誰も履物をはいていません」と報告し、引き上げてしまった。

もう1人の営業マンも自社に電話をしたが、報告した内容はまったく別たった。彼は「アフリカではまだ誰も履物を履いていません。市場を拡大するビックチャンスです」と連絡し大成功を手に入れた。

 この例え話ではどうやって大成功を手に入れたのかは書いていない。市場があるのは分かった。ではその市場に対して、どんな手段で認知させて販売していくかは自分の頭で考えなければいけない。子供をターゲットにする、女性から攻める、首長?から攻めるなどなど方法は様々だ。

何を言いたいのか良く分からなくなってきたけど、自分が置かれている状況や周りの環境にも当てはまる。常にこういった事を考えて行動に移し続けていかなきゃなと反省した2日間でした。本日の1土下座!

今日は成田!だいぶ見ない間に駅前の景色が変わってた。。。

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